11月17日、長良川のサツキマスを何とかしたいと熱い思いの同志が
今年も明宝磨墨道の駅に集まりました。
この会は、郡上の下広さんと岐阜の故前田氏によって5年前から
激減している長良川のサツキマスを絶やさないためにはどうしたらいいのか?
10年先100年先までサツキマスを残していくにはと、
一番増やせる可能性のある発眼卵放流が始まりました。
この活動を知り、4年前から自分もなんとかしたいと思い
毎年参加しております。
各自でグループを作り長良川本流上流域から、吉田川をはじめ各支流へ郡上市中に分散。
私は自宅近くの牛道川へ4000個を友人と行きました。
例年より遅い紅葉の真っ最中での発眼卵でしたが、
今年も無事に放流することができました!
少しでもサツキマスを、昔のように増やしたい!このままでは絶滅危惧種にもなり兼ねない!
子どもや孫、そのまた子どもたちに、この素晴らしいサツキマスを残したい!
そんな思いを込めて放流してきました。
私個人の考えでは、サツキマスを釣る考えも変えていかないといけないと思います。
漁協組合はもちろん、釣り人側も釣れなくなったとばかり言っていても何も変わりません。
サツキマスを釣るためには、サツキマスが居ないことには釣れないです。
では、何故釣れなくなったのか?何故激減しているのか?
羽島市で代々行なわれていたサツキマス漁は今は捕れないために誰もやっていないです。
そんな激減した長良川のサツキマス。皆さんはどう考えますか?
私は釣るなとか、食べるなとか、そういったことを言っているつもりはありません。
ただ、何もしないで指を加えて見ていることはできません。
各自で考えて一番いい方法を模索して、釣りを楽しむことができるのが一番かと思います。
魚がいないことには、釣りはできませんから。
100年先にこの素晴らしい環境を、サツキマスを残していきたい、
その為には発眼卵以外にも方法はあるかもしれません。
仲間と他にも何かできるのではないかと模索しながらの解散となりました。
この活動により一匹でも多く孵化し、サツキマスに帰ってくることを願います。